アンティーク家具をオークションで手に入れるには

アンティーク家具という名前を聞くと、歴史的価値のあるとても希少な高級家具を想像しがちですが、実はアンティークに対する定義は、はっきりこういう条件と決まっているわけではありません。アンティークを、骨董品という意味に使う時もあれば、年代物やヴィンテージといった意味合いで使うこともあります。骨董品を扱うショップなどでは珍しいものという意味を持たせることもあります。

年代によってもそのとらえ方はまちまちで、若い人ならば30年も前に作られたものは十分アンティークだという感覚を持つことができますが、年配の人にとっては懐かしい気持ちはあっても、アンティークという領域には入らないという感覚を持つ人が多いようです。アンティーク家具を購入するためには、アンティークの家具を専門に取り扱う店舗に行ったり、骨董品位置のようなところに足を運んでみるといった方法が考えられます。

そして意外に気軽に実に行けるのがインターネット通販です。個人輸入をしているショップのサイトなどは、そのサイトのオーナーそれぞれのこだわりがあって比較してみるのもとても面白いものです。オーナーによってこだわりのポイントや収集の仕方などにも違いがあるので、インターネット通販でいろいろなショップを訪ねてみるのもおすすめです。ただし、手軽に手に入るのは大きなメリットなのですが、家具の材質や輸入経路などに関しては自分なりの見識も必要な点はよく理解しておく必要があります。

またネットオークションは初めて出品するときや落札するときにもちょっと勇気が必要ですが、オークションを利用するのもちょっとスリルもあって楽しいようです。オークションサイトには様々な種類のアンティーク家具が出品されています。自分の希望とぴったり合ったものが出品された時は、それこそ本当の掘り出し物が見つかったことになります。その際には、他者の評価や価値基準を使って選ぶのではなく、自分の希望やこだわりと一致しているかどうかで選択するようにします。

便利で手軽に参加できるところはネットオークションの最大の魅力ですが、それとは逆に様々なトラブルも報告されているのも確かです。その家具の素材、材質、サイズなどの表記がきちんとされているかを確かめ、実際に設置する場所に収まるか、インテリアとのバランスなどをチェックします。ただし、ネット上の画像ではその家具の持つ色や風合いなどが実物とはちょっとニュアンスが違うことも少なくありません。そのためネットオークションなどを利用するときには信頼できるサイトを選ぶようにするようにすることが重要です。

アンティーク家具の選び方:ソファ

01/04/13

お気に入りの部屋に、家具を購入することを検討しているなら、アンティーク家具も選択肢の一つとしてみるのも素敵です。家具は大きな買い物で、その家具が一つあるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わることもあるので、どんなものを選ぶかということは、かなり勇気のいる決断になります。あまり装飾のない無機質な内装の部屋にも、アンティーク家具は不思議と会うものが見つかります。

古くから多くの人々に愛されてきた独特の味わいを持つ家具は、世界に一つとしてまったく同じものはないという希少性も魅力の一つです。安価な家具を買って汚れたり壊れたりしたら惜しげもなく処分して又新しいものを買うという方法も、それはそれで合理的だとも言えます。新しい家具にはその素材の質感や機能などの面でも新鮮な魅力がたくさんあります。

けれどもアンティーク家具には、年月を重ねてきたからこそ醸し出される雰囲気や独特の素材感、そしてその家具の受け継いできた歴史など、アンティークにしか出すことのできない深い味わいを感じられるのが魅力です。その魅力は短期間でくるくると変わってしまう流行とは無縁です。もともとアンティークというのは骨董品等意味を持っており、大事に扱ったり保管したりするものだというイメージが付きまといますが、実際に生活する中ではそれほど丁寧に扱う必要はなく、現在でも十分に家具としての機能を発揮できるものです。

アンティークものには新しいものには出せない重厚感や華麗に施された装飾などが多く、一つ一つ手作りされたものは、現在では全く同じものを再現することができないものも少なくありません。そして以前の持ち主から自分が引き継ぐことで、自分のインテリアとして使ってさらに味わいを増して新たな魅力が加わるのも素敵なことです。アンティークソファの魅力でもある美しい彫刻や猫脚、ヨーロッパ風のエレガントな設えなどは眺めているだけでも楽しめる芸術品のような雰囲気を持ちます。

置いておくだけで、その空間がゆとりのある上質な雰囲気を醸し出すようになり、その部屋に深い味わいや高級感、クラシックでどこか洗練されたイメージをもたらしてくれます。シンプルでモダンなソファももちろん素敵なのですが、華やかな存在感を持つアンティーク家具の魅力にはかないません。ただし、本物のアンティークソファを購入するとなると、一般的なシンプルなソファに比べて通常は値段がはるかに高額になります。けれども、あわただしい日常の中ホッと一息つくリラックスタイムを充実したものにしてくれる、それがアンティーク家具の魅力です。

テイストから学ぶアンティーク家具:中国

01/03/13

中国のアンティーク家具の特徴は、美しい透かしや、個性的な区切りなどで、ヨーロッパの家具とは違った個性を持っているので、世界中で人気となっています。古いものはアヘン戦争などを経てヨーロッパにわたったものが多く、これらは高値で取引されています。また食器などに関しても古いものはイギリスから輸入されているものが多いので、歴史的な知識を持っていないと家具を楽しむことができません。

中国のアンティーク家具は香港映画などにも登場していたので、日本でも認知度が高いのですが、とくにアメリカやヨーロッパでは、独特の雰囲気を持った家具なので、古くから珍重されています。とくに飾り棚や格子棚は個性的なので、非常に人気が高くなっていて、清朝の末期に作られたものは入手するのが難しいのが現状です。

アンティーク家具は基本的には茶色や黒が使用されているのですが、中国のアンティーク家具の場合には朱色や金色などが多く使用されていて、部屋の中に置いておくと存在感があるので、中華風の部屋にしていなくても、家具の良さを引き立てることができます。しかし色が艶やか過ぎると配置が難しいので、室内の装飾やデザインなどをしっかりと考えてから購入をする必要があり、何も考えないで購入してしまうと、中国の家具の良さを伝えられないままになってしまいます。

人気となっているのは黒や赤、金色を使ったもので、正方形ではなく六角形の家具なども人気となっています。これらの家具の形は中国の風水などの影響を受けている場合があるので、下調べをして、基本的な知識を持っておかないと、配置などが難しい場合があります。

また現在でもアンティーク調の家具が製造されていて、これらは価格は安いのですが、個性的な形や色で人気となっています。これらの家具を購入する場合には作られた年代を証明する書類などを確認してから、手続きをしないと、アンティーク風に作られた家具を間違えて購入してしまうなどのミスをしてしまうことがあります。

椅子などのアンティーク家具は背もたれの部分に竹などを編んだ透かしが入っているのが特徴で、長時間座っていても背中が蒸れないようになっているので、快適に使用することができます。このタイプの椅子は現在でも旅館やホテルで使用されている場合が多く、アンティークのものでない場合には、手ごろな価格で購入することができます。清朝の末期に作られた家具は8万円から数十万円程度で手に入れることができます。

アンティーク家具に使われている木の種類と特徴:パイン

01/02/13

落ち着いた感じで昔から根強い人気のあるアンティーク家具ですが、お値段的にはそんなに簡単に手が届く家具ではありません。1本1本木目が違う木から作られている、とても美しい家具ですから、高いのは仕方がありません。それだけのお金を払うだけの価値が家具だと言って良いでしょう。

ところが、このこのアンティーク家具の材料である木の種類によって比較的に買い求めやす家具もあります。それはパインから作られたアンティーク家具です。パインというのは松です。松はあちこちにありますので、比較的安く家具を作ることができるようです。やはり昔から根強い人気のあるカントリー家具も、このパインでできています。アンティーク家具に詳しくない人でも、カントリー家具ならばイメージがつくのではないでしょうか。

松の木ですから、とても素朴で暖かい感じがすると感じる人が多いでしょう。アンティーク家具でも同じです。比較的硬く、重厚感のあるアンティークの家具の中ではとてもナチュラルで明るい色の家具が中心となります。ですから、パインで作られた家具はどんな部屋にも合わせやすいでしょう。

例えば、小さくて、あまり陽射しが差し込まないような部屋に、アンティークな重厚感のある色の家具を置くと、部屋の中に圧迫感が出てしまうこともあるでしょう。しかし、明るい色の家具ですと、圧迫感はそんなにしないでしょう。そのように考えると、パインで作られたアンティークな家具は日本の小さな家にとても合わせやすいと言ってもよいでしょう。

ただし、この松の木というのは柔らかいです。柔らかいですから、傷がつきやすいです。ちょっと尖った物を落としたりすると、傷がついたりします。しかし、この傷も、自分でサンドペーパーで少し木の表面を削り、その後、オイルを塗ってメンテナンスをすると、それなりによい感じになります。温かみを感じる経年劣化というか、経年変化だと捉えても良いのではないでしょうか。

自分で、このように家具をお手入れすると、更に、その家具に愛着が湧きます。木の家具の魅力でしょう。
家の中をアンティーク製品で統一したいと考える場合にはこの松で作られた家具が、価格的にも魅力的かもしれません。ただし、アンティーク製品を含めた木の家具は取り扱い方法を最初のうちに知っておく必要があります。それを知っているだけで、長く、とても良い状態で、その家具を維持することができます。木でできた家具は自分達と一緒に年齢を重ねていける家具なのです。

知っておきたいアンティーク家具用語:ラダーバック

01/01/13

ラダーバックとは、ラダー(はしご)バック(背)という名前の通り、はしごのように木を組んだ背もたれのことです。アンティーク家具の中に、ラダーバックを持つ椅子はたくさんありますが、その中でも、最も有名かつ憧れの的と言えば、イギリスの建築家である、チャールズ・レニエ・マッキントッシュが、1902年にデザインした、ヒルハウスと呼ばれる椅子でしょう。

床から天井に向かって伸びる背もたれはなんと140cmにも及び、デザインがユニークで、鑑賞に堪える家具として、ニューヨーク美術館にも所蔵されているほどポピュラーなものです。幾何学的でクールなイメージのヒルハウスに対し、一般的なラダーバックチェアは、暖かみを感じるものが多くなります。その意匠は実際に、民衆家具やカントリーチェアに多く使われていました。

ヨーロッパから伝わりアメリカに定着した、アーリーアメリカンスタイルがその代表です。座面も、藁やい草などを編み込んだものが多く見られますが、アンティークの場合は、耐久性の観点から、事前に布や皮に張り替えられているものも少なくありません。ラダーバックチェアのポイントは、なんといってもその背もたれ。アメリカのシェイカー家具に代表されるものでは、使い勝手を重視したごくシンプルな椅子で、すっきりと組み上げられた様子が機能美を感じさせてくれる仕上がりです。

また、イギリス製のものの中には、カントリー調だけでなく、背もたれにごく繊細な細工を施した、とても美しいものもあります。はしごの部分が大きくカーブした優雅なイメージのものや、象嵌細工で装飾したもの、精密なレリーフが彫り込まれたものも見つかります。有名なイギリスの家具職人、チッペンデールのデザインによるものなどは、まるでリボンを結び合わせたような、なんとも優美な背もたれの椅子もあります。

このように、好みの雰囲気によって様々にチョイスできるラダーバックチェアですが、日本の家屋に置く時の最大の利点は、その抜け感ではないでしょうか。空間を横に区切る、はしご形の背もたれは、大振りであっても、その組み木の隙間から向こう側のスペースが見渡せるため、狭い日本の部屋に置いても圧迫感を感じさせません。

アーリーアメリカンの暖かみを感じながら、昔の人の作り上げた機能美を味わうのもよし、ヴィクトリアンスタイルの優美さを堪能するのもよし。お気に入りのものが見つかったら、是非一脚手に入れてみては。